ミーハーのちくわ

ポルノについてだらだら書いてるやつ

マイプレイリスト15曲作ってみました

先日、ポルノグラフィティのストリーミング配信が決まったらしいですね。

それと、共にツアーのスケジュールも。

ちょうどポルノを知らない友人に布教するのに、どんな曲がいいかと思って、いろいろ考えてたらプレイリストが出来上がったんで色々挙げていこうと思います。

 

今宵、月が見えずとも
(2008年リリース 詞:新藤晴一 曲:岡野昭仁)

もうね。絶対的王者。バルセロナレアル・マドリード的な。

「全てをわかり合えると思い〜」とか「旅人気取りでいたいくせに〜」の部分からも窺えるような、誰がやってくれればいいや。的な。そんな主人公像なんじゃないのかな。

そりゃ、「君」にも愛の言葉なんて届きはしないよね。と。

そんな歌詞なのにライヴじゃすごい盛り上がるし、なによりも初めて聴いた時から自分自身に歌詞に心当たりありすぎて衝撃だったため、プレイリスト入り。

 

 

月飼い
(2003年リリース 詞:新藤晴一 曲:Tama)

言わずとしれた名曲、メリッサのc/w。

イントロの「ドゥドゥドゥンドゥンドゥドゥドゥンドゥン」っていうシンセサイザー?がかっこよすぎて、失神しそうな曲。

あれは、水槽に浮かぶ月が水面を進むイメージなのかしら。

冒頭の月を飼うっていう歌詞に誰しもが「!?」ってなる曲でもある。

「君はぁ」の歌い方がいちいち甘い。とげとげしてないからそこがすき。

この曲、長年ずっとなんとなーーーくしか意味がわかってなくて、(月を飼うって部分で訳わかってなくて雰囲気で聞いてた)BEのDVDみてて、晴一先生のインプロヴィゼーションにて「う、うん...?わかりそう!わかりそうなんだけども....!!」っていう、なんとももどかしい気持ちになったので、色々な人のブログを読んでて、やっと意味が少し分かり、すっきりしたのでプレイリスト入り。

今思えば、月繋がりなりましたね。意図はしてます。


MICROWAVE
(2017年リリース 詞:新藤晴一 曲:新藤晴一)

電子レンジですね。イントロのヨーペッバッパヨッパッパに聞こえるあいつがいい仕事してる。

あいつがいい違和感生み出してる気がする。

電子レンジや冷蔵庫、冷凍庫その辺の電化製品を記憶と重ねて詞にしてしまう晴一さんのセンスがすごい...(小並感)

BEだと I want a micro〜のところのモニターの居合い切りでしてるみたいな映像が好き

学生のときのあの子とのあんな記憶やこんな記憶もBrun to the ashして欲しい。

 

螺旋 (2015年リリース 曲:新藤晴一)

このプレイリスト唯一のインスト曲。

他のギターインストはタイトルの由来はわかるけど、これだけ未だにわからないので知ってる人いたら教えてください。


LiAR
(2016年リリース 詞:新藤晴一 曲:新藤晴一)

螺旋→ミステーロが合うなら、LiARでもいけるんじゃね?っていうやっつけ感。

「赤い血」「金の花粉」「白い仮面」アゲハ蝶ばりに色とりどりの表現がなされてる曲。

こないだ「マッチ=儚い」と思ってたけど、こすり合わせることから情事ともとれるよね。ってブログを見てLiARすげええええ、晴一さんすげええええって思ったの。

やらしいとしても、やらしさを露骨に出さずに文学的にまとめあげる詞が美しい...

 


空が青すぎて
(2015年リリース 詞:新藤晴一 曲:新藤晴一)

オー!リバルのc/w。

ダイキャスのホール公演でしか披露されていないレア曲。

歌詞中には何も語っていないのに状況が浮かび上がってくる詞がすごい。

「空があおすぎいいいるのさあああああ」のところでカルピス掲げて、CMに起用されて欲しいくらい爽やか。

 

ルーズ
(2012年リリース 詞:新藤晴一 曲:新藤晴一)

カゲボウシのc/w。

原曲だと、「星が全部ほら〜の後」はBUMP OF CHICKENのEver lasting lieの間奏部分みたくじかんのの経過を表している。

LEMFでは「星が全部ほら〜」のところで星が綺麗に落ちる演出や、「夜を抜けた街は〜」で紺の照明で暗く映し出したあとに、最後のサビで眩しいくらいの太陽を表現し、ポルノの照明スタッフの本気を垣間見た曲。

 

ほんと、あの演出があの曲の良さを150%引き出してるから観てない人は是非見てほしい。

余談だけど、晴一さんの失恋の曲はどれも好きすぎて選ぶのが...

 

空蝉
(2007年リリース 詞:岡野昭仁 曲:岡野昭仁)

ここにきて初の岡野昭仁詞曲。

この辺の岡野曲はアッパーやん!からの...ゆったりみたいなテンポが大袈裟な程に変わる曲があるんだけど、これはそれの最たる例。

情事をテンポで表すと言いますか。そんなんやれちゃうのがポルノグラフィティ


夜間飛行

(2017年リリース 詞:新藤晴一 曲:新藤晴一)

女の人目線で曲を書くことの多い晴一さんだけど、この曲はそれの真骨頂とでも言いましょうか。

フラれてるんだよ。フラれてるのに、「甘く薫るの 私好みじゃないperfume

って言っちゃう。かわいくないよね。好き。

 

ROLL
(2005年リリース 詞:岡野昭仁 曲:岡野昭仁)

ネオメロドラマティックとの両A面ソング。

初の両A面だったかな。

この曲も身も蓋もないことを言うと、フラれてるんだけど、主人公が「愛してる」って冒頭で言っちゃうの。

ポルノの曲でもあんまりないんじゃないのかな。

でも独りよがりの愛情は君に届かないまま、行き場を失ってしまう。

不器用だよなー。こいつ。けどそこがいい。って思わせてくれる曲。


Mr.ジェロニモ
(2006年リリース 詞:岡野昭仁 曲:岡野昭仁)

収録アルバムでいうと、リリーとシルビアとこの人との人物シリーズの中の一人。

この人の破天荒さもさることながら、注目すべきはこの曲の歌詞。

ギタリストが書く詞とは違う、言葉をスペースに埋めて作ったようなフレーズ。

これは次の、リビドーにも言えることなんだけどね。

例えば、「雌 I'm 雄 to many waman」とか普通じゃ思いつかないって。響きを重視した結果でもあるのかなと。

そのため、初めて聴くと(何言ってんだ...)って思うかもしれない。だが、そこがいい。

OMCだと2番からギターを置いてハンドマイクで煽ってたね。かっこいい。またやってくれないかな。


リビドー
(2000年リリース 詞:岡野昭仁 曲:ak.homma)

1stアルバム「ロマンチスト・エゴイスト」より。

意味は性衝動なんだけど、その意味通り、イントロか衝動的に曲が進み...「鼓膜の中に…」と始まる。

「安住」「欺瞞」「遭遇」日常でもなかなか使うことのない言葉を、

and you=安住

give me=欺瞞

so good =遭遇

これらに置き換え、歌詞にしている。

そういや、RSFの時もこのフレーズの時は原曲よりも音を伸ばして発音してたね。もしかしたらそういう意味もあるのかも。

 

真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ
(2016年リリース 詞:岡野昭仁 曲:岡野昭仁)

ポルノ史上最も長い(であろう)タイトルの曲。

前にもやしっていう略称を聞いたことがあるけど、やっぱりそれじゃっていうダサい。

「3秒後の世界なんて〜」ところは正直そりゃそうそうさ!昭仁くん!っておもうけど、今ならDA PANPのU.S.A.の「どっちかの夜は昼間」みたく、妙に説得性があるというか(語彙力)。

とりあえず、かっこいいです(語彙力)

 

 

Go Steady Go
(2002年リリース 詞:新藤晴一 曲:Tama)

Mugenのc/wであり、W杯のイメージソングでもあった曲。

背中に羽根が生えてたら後ろからそっと抱きしめられない。そんな曲。

Tama曲が少なかったため、プレイリスト入り。いつまでも色褪せない...。


ブレス
(2018年リリース 詞:新藤晴一 曲:岡野昭仁)

最新シングル。ポケモン映画の主題歌。

僕はポケモンも観たいけど、これを映画館で聴きたいと思ってききにいったら、ちびっ子達ばっかで違う意味で泣きそうになりました。

夏休みだったしな。子供たち。

ちゃんと曲でも、泣けたから結果オーライかな。

ド頭から「ポジティブな言葉で溢れているヒットチャート 頼んでもないのに やたら背中を押す」や「すぐに変わっていくヒットチャートになんか」でヒットチャート常連のポルノが喧嘩を売ります。ロックですねー。

けど、ダイアリー00/08/26やヒトリノ夜にもそういう歌詞はあるから、本質は変わってないんだってことなんだろうけど、個人的にはここにブレスを持ってきたってのは、真っ白な灰になるまで〜に対して「ブレスの出来ない歌は誰も歌えしない」や、ここまでの暗い曲たちに「ネガティブだって君の〜」で対抗するロックさ。

そういうところで、そっと背中を押して前へと進ませるポルノさん。かっこいい。いつもお世話になってます。

 

以上15曲でした。

好みが合う人いたら飲もうや!

って言いたいけど酒がさして飲めないのでご飯でもどうでしょうか。